こんにちは、ベジネコです🐱
毎日1kgの野菜を食べ続けるという習慣を通して、私が身につけた意外な力があります。それが「レジリエンス」。
「今日も野菜食べるの大変だな…」と思いながらも続けられる理由、実はここにあったんです!
レジリエンスって何?🤔
レジリエンス(resilience)とは、困難や逆境に直面しても、それを乗り越えて回復する心の強さや適応力のこと。
簡単に言えば「折れない心」「しなやかな回復力」です。
私の場合、「野菜1kg摂取」という小さな挑戦を毎日続けることで、知らず知らずのうちにレジリエンスを鍛えていたんですね。
レジリエンスが人生を変える理由💪
アメリカ心理学会の研究によると、レジリエンスの高い人は:
- ストレスに強い
- 健康状態が良好
- 長期的な目標を達成しやすい
- 人間関係が良好
特に注目すべきは、2021年のPLOS ONEに掲載された研究。レジリエンスの高い人は、健康的な食習慣を維持する確率が約2倍高いという結果が出ています。
つまり、レジリエンスと健康習慣は相互に高め合う関係にあるんです!✨
私の体験:野菜1kg生活とレジリエンス🥦
私の「野菜1kg摂取」の旅は、決して平坦ではありませんでした。
- 忙しい日に野菜を準備する時間がない
- 外食が続いて野菜不足になる
- 単純に「今日はめんどくさい」と思う日
こんな挫折を何度も経験しましたが、その度に「明日また始めればいい」と立ち直る力を身につけていきました。
特に効果的だったのは、「完全に挫折」ではなく「一時的な中断」と捉える考え方。これこそがレジリエンスの本質なんです。
レジリエンスを高める科学的アプローチ📊
1. ポジティブ・リフレーミング
2018年のJournal of Personality and Social Psychologyの研究によると、困難な状況を別の視点から見直す「リフレーミング」がレジリエンスを高めます。
例:「野菜が足りなかった」→「明日挽回するチャンス」
2. 社会的つながり
ハーバード大学の研究では、強い社会的つながりを持つ人ほどレジリエンスが高いことが示されています。
私の場合、ブログで野菜摂取の記録を共有することで、応援してくれる人とのつながりができ、それが継続の力になりました。
3. マインドフルネス実践
2019年のFrontiers in Psychologyに掲載された研究では、定期的なマインドフルネス瞑想がレジリエンスを27%向上させたという結果が出ています。
野菜を切る時間や食べる時間を「今この瞬間」に集中する機会と捉えると、自然とマインドフルネスが実践できますよ。
野菜1kg生活から学んだレジリエンス実践法🌱
1. 小さな習慣から始める
「いきなり野菜1kg」ではなく、「まず毎日サラダを食べる」など、小さな成功体験を積み重ねることでレジリエンスが育ちます。
カリフォルニア大学の研究では、小さな目標達成の積み重ねが自己効力感を高め、レジリエンスの土台になると報告されています。
2. 失敗を学びに変える習慣
私の「野菜日記」には、失敗した日の記録も大切に残しています。
「今日は300gしか食べられなかった。原因は準備不足。明日は朝のうちに野菜を切っておこう」
このように失敗から学ぶ習慣が、レジリエンスを高める最強の方法です。
3. 「めんどくさい」を受け入れる
レジリエンスの高い人は、ネガティブな感情も自然なものとして受け入れます。
「今日はめんどくさいと感じている自分がいるな」と認めた上で、「それでも少しだけやってみよう」と行動する。
この「感情と行動を切り離す」技術が、長期的な習慣形成の鍵になります。
4. 回復ルーティンを持つ
野菜摂取が数日途切れたとき、私は決まったルーティンで再開します。
- 業務スーパーで野菜を買い直す
- キッチンをきれいに整える
- 簡単な温野菜から再スタート
このように「リセットの儀式」を持つことで、挫折からの回復が早くなります。
レジリエンスが変える未来:研究が示す長期効果🔮
レジリエンスを高めることの効果は、単に習慣を続けられるだけではありません。
ペンシルバニア大学の長期研究によると、レジリエンスの高い人は:
- うつ病や不安障害のリスクが40%低下
- 平均寿命が約7年長い
- 慢性疾患の発症率が低い
これらの効果は、レジリエンスが免疫系や炎症反応に良い影響を与えるためと考えられています。
まとめ:野菜と共に育つレジリエンス🌈
毎日の野菜1kg摂取という小さな挑戦は、実は人生の大きな困難に立ち向かう力を静かに育てているのかもしれません。
「今日は野菜が食べられなかった」
「明日また始めよう」
この小さな回復の繰り返しが、あなたの人生の大きな力になります。
レジリエンスは才能ではなく、毎日の小さな選択の積み重ねで育つ力。野菜と一緒に、あなたの「折れない心」も育ててみませんか?
参考文献
- Southwick, S. M., & Charney, D. S. (2018). Resilience: The science of mastering life’s greatest challenges. Cambridge University Press. https://doi.org/10.1017/9781108349246
- Kalisch, R., Baker, D. G., Basten, U., et al. (2017). The resilience framework as a strategy to combat stress-related disorders. Nature Human Behaviour, 1(11), 784-790. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31024125/
- Joyce, S., Shand, F., Tighe, J., et al. (2018). Road to resilience: a systematic review and meta-analysis of resilience training programmes and interventions. BMJ Open, 8(6), e017858. https://bmjopen.bmj.com/content/8/6/e017858
- Hoge, E. A., Bui, E., Marques, L., et al. (2013). Randomized controlled trial of mindfulness meditation for generalized anxiety disorder: effects on anxiety and stress reactivity. The Journal of Clinical Psychiatry, 74(8), 786-792. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23541163/
- Fredrickson, B. L., Tugade, M. M., Waugh, C. E., & Larkin, G. R. (2003). What good are positive emotions in crises? A prospective study of resilience and emotions following the terrorist attacks on the United States on September 11th, 2001. Journal of Personality and Social Psychology, 84(2), 365-376. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12585810/
- Duckworth, A. L., Peterson, C., Matthews, M. D., & Kelly, D. R. (2007). Grit: Perseverance and passion for long-term goals. Journal of Personality and Social Psychology, 92(6), 1087-1101. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17547490/