こんにちは、ベジネコです🐱
毎日1kgの野菜を食べる健康オタクブロガーとして、今日は少し違った角度からお話しします。
実は「野菜をたくさん食べる」という一見シンプルな習慣を続けるために、私が最も重要だと感じているのが「セルフアクセプタンス(自己受容)」なんです。
セルフアクセプタンスって何?🤔
セルフアクセプタンスとは、自分自身の長所も短所も含めて、ありのままの自分を受け入れる心理的な状態のこと。
「私はめんどくさがりだけど、それも含めて私」
「今日は300gしか野菜を食べられなかったけど、それでいい」
このように自分を受け入れる姿勢が、実は健康習慣を長続きさせる鍵になるんです。
なぜセルフアクセプタンスが大切なの?💡
アメリカ心理学会の研究によると、セルフアクセプタンスが高い人ほど、ストレスレベルが低く、健康的な生活習慣を維持できる傾向があります。
特に注目すべきは、2019年の研究で「自己批判が強い人ほど、健康的な食習慣を維持するのが難しい」という結果が出ていること。
「今日も野菜食べられなかった…私はダメな人間だ」という自己否定のループに陥ると、かえって健康習慣から遠ざかってしまうんです。
私の体験:野菜1kg摂取から学んだセルフアクセプタンス✨
私が毎日野菜1kgを食べる習慣を続けられているのは、完璧主義をやめたからです。
最初は「絶対に毎日1kg食べなきゃ」と思い込み、達成できない日があると自己嫌悪に陥っていました。でも、そんな日々は長続きしません。
転機は「めんどくさがりな自分」を受け入れたこと。
- 業務スーパーのアブラナ科野菜500g×2パックを買っておく
- 温野菜なら手間なく大量に食べられることを認める
- たまに達成できない日があっても自分を責めない
このように「理想の自分」ではなく「現実の自分」に合わせた方法を見つけたことで、続けられるようになりました。
セルフアクセプタンスを高める科学的アプローチ📊
1. 自己共感を育てる
2018年のマインドフルネス研究によると、自分に対して思いやりの気持ちを持つ「自己共感」が、セルフアクセプタンスの土台になります。
「今日は野菜が少なかったけど、忙しかったんだから仕方ないよね」と、友達に言うように自分に優しく語りかけてみましょう。
2. 認知行動療法的アプローチ
「〜ねばならない」という考えは、セルフアクセプタンスの敵です。
Journal of Clinical Psychologyに掲載された研究では、このような思考パターンを書き出して客観的に見直す認知行動療法的アプローチが効果的だと報告されています。
例:「毎日野菜1kgを食べなければならない」→「野菜をたくさん食べる習慣は大切だけど、完璧でなくてもいい」
3. 価値観の明確化
「なぜ野菜を食べたいのか?」という根本的な価値観を明確にすることも重要です。
2020年のPLOS ONEの研究では、行動の背景にある価値観を明確にすると、習慣の継続率が43%向上したという結果が出ています。
野菜1kg摂取のためのセルフアクセプタンス実践法🥦
- 小さな成功を祝う:「今日は500gだけど、昨日より100g増えた!」と小さな進歩を認める
- 「オール・オア・ナッシング」思考を避ける:「1kg食べられないなら意味がない」ではなく、「少しでも食べられたことに意味がある」と考える
- 自分に合った方法を見つける:私のように「めんどくさがり」なら、手間を最小限にする方法を探す
- 失敗を学びに変える:「野菜が食べられなかった日」の状況を分析して、次に活かす
まとめ:セルフアクセプタンスが健康習慣を支える🌈
完璧を目指すより、不完璧な自分を受け入れながら少しずつ前進する方が、長い目で見ると健康習慣は定着します。
私の野菜1kg生活も、「めんどくさがりな自分」を受け入れ、その特性に合わせた方法を見つけたからこそ続いているのです。
あなたも、理想の食生活と現実の自分の間にあるギャップを責めるのではなく、「それも含めて自分」と受け入れてみませんか?
セルフアクセプタンスは、健康習慣だけでなく、人生全体をより豊かにしてくれる大切な力なのです。
参考文献
- MacBeth, A., & Gumley, A. (2012). Exploring compassion: A meta-analysis of the association between self-compassion and psychopathology. Clinical Psychology Review, 32(6), 545-552. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22796446/
- Mantzios, M., & Wilson, J. C. (2015). Mindfulness, Eating Behaviours, and Obesity: A Review and Reflection on Current Findings. Current Obesity Reports, 4(1), 141-146. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26627093/
- Chase, J. A., & Conn, V. S. (2013). Meta-analysis of fitness outcomes from motivational physical activity interventions. Nursing Research, 62(5), 294-304. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23995463/
- Teixeira, P. J., Carraça, E. V., Marques, M. M., et al. (2015). Successful behavior change in obesity interventions in adults: a systematic review of self-regulation mediators. BMC Medicine, 13, 84. https://bmcmedicine.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12916-015-0323-6
- Neff, K. D., & Germer, C. K. (2013). A pilot study and randomized controlled trial of the mindful self‐compassion program. Journal of Clinical Psychology, 69(1), 28-44. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23070875/